姿勢計測用センサーは、取り付けた計測物体の姿勢データをBLEで出力する、小型軽量のデバイスです。Windows PCなどで姿勢データを受信することにより、様々なアプリに活用できます。
姿勢計測用センサーから送信可能なデータは以下となります。
Quaternion ( Qw, Qx, Qy, Qz ) ※デフォルト
加速度 ( Ax, Ay, Az ) ※オプション
角速度 ( Wx, Wy, Wz ) ※オプション
Quaternionは、回転軸 (ベクトル) と回転角 (スカラー) よりなる4成分で3次元空間の回転を表現します。
Quaternion表現では、オイラー角による回転表現で生じるような特異点が存在しません。
CaproxRayは、姿勢計測用センサーを頭に装着することにより、装着者の姿勢情報をセンサーから取得し、動作に合わせたCT画像の3D描画を実現しております。
X線撮影は、被写体の姿勢 (角度) のポジショニングが重要となりますが、練習のために人体にX線を照射することはできないため、若手の診療放射線技師のトレーニングに活用が見込まれております。