小型・軽量のBLE姿勢センサーです。Quaternionで安定した3D姿勢をストリーミングし、Windows/Androidなどのアプリで活用いただけます。加速度・角速度の出力も選択可能で、研究・医療・スポーツ・製造まで幅広く活用できます。
姿勢の計測には、モーションキャプチャ/骨格検知AI/モーションセンサなどの選択肢があります。本製品はモーションセンサ方式のため、マーカー不要・屋内外で設置が容易・BLEでワイヤレスという利点があり、Quaternionでジンバルロックの影響を受けにくい安定した姿勢データを提供します。
<適用例>
姿勢計測用センサーから送信可能なデータは以下となります。
Quaternion ( Qw, Qx, Qy, Qz ) ※デフォルト
加速度 ( Ax, Ay, Az ) ※オプション
角速度 ( Wx, Wy, Wz ) ※オプション
Quaternionは、 3D回転をそのまま扱えるため、姿勢の合成/補間/アプリ内3D描画に適します。
加速度 は、姿勢変化の検出/倒れ込み検知などに利用可能です。
角速度は、スイングや回旋ピークの抽出などに利用可能です。
CaproxRayは、姿勢計測用センサーを頭に装着することにより、装着者の姿勢情報をセンサーから取得し、動作に合わせたCT画像の3D描画を実現しております。
X線撮影は、被写体の姿勢 (角度) のポジショニングが重要となりますが、練習のために人体にX線を照射することはできないため、若手の診療放射線技師のトレーニングに活用が見込まれております。
頭部姿勢に連動してCT画像3D描画が変化します。ポジショニングの再現・比較が容易になり、診療放射線技師のトレーニングでの活用が見込まれます。X線を照射せずに手技を学べる点が特長です。
作業者に姿勢計測用センサを取り付け、以下のユースケースを想定し、データの計測を行いました。
作業者が作業中に突然倒れこんだ場合 ( 胸ポケットにセンサを格納 )
作業者が作業中に突然倒れこんだ場合 ( ベルトにセンサを装着 )
・目的
作業中の突然の倒れこみを自動検知し、アラート連携へ繋げる
・計測方法
旨ポケット/ベルト装着で、前・横・後方への倒れこみパターンを計測。
結果
倒れこみ時は特徴的な姿勢状態が継続し検知可能でした。ベルト装着では通常作業との判別がより容易でした。
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簡易ビューア/CSVロガーをご用意しています。評価機の貸出・試験計測のご相談はお気軽にご連絡ください。用途・必要台数・希望サンプリングをお知らせいただくとスムーズです。